こんにちは、はちすゆうきです。
真面目に仕事へ取り組み、
資格の勉強や専門スキルの向上に励んでいるのに、
思うように評価や収入が伸びないと悩むことがあります。
理系の専門職であれ、文系の企画や営業職であれ、
専門技術を磨くことは間違いなく大切です。
高い専門性があるからこそ、世の中のさまざまな仕事が成り立っています。
けれど、現実の社会を見渡してみると、
専門技術以上に私たちの年収に大きく関係しているものがあります。
それが「人間関係の技術」、
つまり周りとのコミュニケーションの力です。
成績優秀な人より15%、学んでいない人より33%高い収入差
専門能力と収入の関係について調べた、ある興味深い調査結果があります。
人間関係の技術に長けている人は、
学校で優秀な学業成績を収めた人よりも、
収入が15%上回っていたというデータです。
さらに、人間関係の技術をあまり学んでおらず、
日頃から実践していない人と比較すると、
実に33%も多く収入を得ていたことが分かっています。
どれほど優れた専門スキルを持っていても、
仕事は自分一人だけで完結するものではありません。
周りの人と上手にコミュニケーションを取り、
力を合わせることで初めて大きな成果が生まれます。
だからこそ、人間関係の技術がそのまま収入の差となって現れるのです。
仕事を辞める理由の「9割」は人間関係にある
もう一つ、私たちが知っておきたい調査結果があります。
それは、人が仕事を辞める「失業の理由」についてのデータです。
「仕事ができないから」「能力が足りないから」という理由で職を失う人は、
全体のわずか1割しかいません。
では、残りの9割の人たちはなぜ仕事を辞めてしまうのか。
その理由は、周りの人とうまく関わることができないからです。
私たちは社会の中で誰かと関わりながら生きていく生き物です。
仕事はもちろん、日々の暮らしにおいても、
常に誰かとのコミュニケーションの中に身を置いています。
専門知識を増やすことと同じくらい、
目の前の人とどう関わるかという技術は、生きる上で欠かせない土台になります。
人間関係で最も本質的な原則は「自尊心」
コミュニケーションのやり方を覚えるのは、
難しそうだと感じる方も多いかもしれません。
けれど、細かいテクニックをたくさん暗記する必要はありません。
人望が集まり、周りとの関係が上手になるために、
最も本質的に意識しておきたい原則はたった一つです。
それが「自尊心」です。
「相手の自尊心を傷つけていないか」
「相手の自尊心を満たしてあげられるか」
この一点を心に留めておくだけで、相手との関わり方は大きく変わってきます。
私たちは誰しも、自分の存在を大切に扱われたい、
認められたいという欲求を持っている生き物です。
正論で相手を追い詰めてしまったり、
無意識のうちにプライドを傷つけてしまったりすると、
どれほど正しい意見であっても相手の心は閉ざされてしまいます。
逆に、相手の自尊心を大切にする意識を持っていると、
相手や周りに対して使う「言葉のチョイス」が自然と変わってくるのです。
「傷つけていなかったか」と気づくことから始める
最初から完璧なコミュニケーションを目指す必要はありません。
まずは誰かと話したあとに、
「今のやり取りで、相手の自尊心を傷つけてしまわなかったかな」
と静かに振り返ってみてください。
この基準を持っているだけで、自分の関わり方を客観的に判断できるようになります。
もし「あの言い方は少し強かったかもしれない」と気づくことができれば、
次の機会にそのまま活かすことができます。
まず気づき、次の一言を少しだけ変えてみる姿勢が大切です。
その小さな積み重ねが、周りからの揺るぎない信頼を育てていきます。
今日関わる身近な人に対して、
相手の自尊心を温かく満たすような言葉を一つ選んで届けてみてください。