自分へのダメ出しが「成長のブレーキ」になっている
「今日もやろうと思っていたことが半分しか終わらなかった……」
「あれもこれもできていないと、1日の終わりに反省してしまう」
仕事や家事、子育てを日々がんばる中で、自分にダメ出しをしてしまう瞬間はありませんか?
真面目で誠実な人ほど、「もっとがんばらなければ」と自分の不足している部分に目を向けてしまいがちです。
しかし、その反省のループが、実は自己肯定感を下げ、成長のスピードを遅らせている原因かもしれません。
今日の結論です。
「できていないこと」に目を向けるのをやめ、どんな小さなことでも「できていること」にフォーカスすること。自分の「できた事実」を認める習慣が、脳を成長モードへと切り替えます。
脳のフォーカスが「見える世界」を決定する
私たちの脳には、自分が「重要だ」と認識した情報だけを選択して見せる、【RAS(毛様体賦活系)】という仕組みがあります。
脳の検索窓に「できていないこと(不足)」を放り込んでおくと、脳は自動的に「できなかった証拠」ばかりを集めて見せるようになります。
結果として、「やっぱり私はダメだ」「何も進んでいない」という自己否定感ばかりが強まってしまうのです。
これは自分自身に対してだけでなく、他者や子ども、パートナーに対しても全く同じことが起こります。
「あの人はこれができない」「うちの子はここがダメ」と欠点ばかりにフォーカスしていると、脳はその人の良さや、できている姿を完全にシャットアウトしてしまいます。
人間関係の摩擦も、実は脳のフォーカス先が原因であることが多いのです。
どんなに小さな「できた」も事実として認める
この不足のループから抜け出すための具体的なアプローチが、日常の「できた事実」を言葉にして認めることです。
昨日1日を振り返って、どんな些細なことでも構いません。自分が「できたこと」を認識してみましょう。
- 「朝、時間通りに起きられた」
- 「笑顔で挨拶ができた」
- 「子どもを叱らずに、一呼吸置くことができた」
これらはすべて、あなたが実際に行動を起こした立派な「事実」です。
大きな成功目標をクリアした時だけ自分を認めるのではなく、日々のプロセスにある小さな事実を認めていくこと。
脳が「できた事実」を繰り返し受け取ると、「自分はできている」「やればできる」という【自己効力感】が強まっていきます。
この自己効力感の土台があって初めて、人は新しい挑戦への一歩をパッと踏み出せるようになるのです。
子育てや人間関係への好循環
親が自分自身の「できていること」を認めて自己肯定感を高めていく姿は、子どもにとっても最強の環境になります。
なぜなら、子どもは親の言葉や背中を【ミラーリング(模倣)】して成長するからです。
親が自分を認めている姿を見て育った子どもは、自然と自分の良さを見つけ、困難に立ち向かう「折れない心」を身につけていきます。
また、自分の「できた」を認められるようになると、心のコップに水が満たされ、子どもやパートナーの「できている姿」にも自然と目が向くようになります。
「ありがとう、宿題を終わらせてくれて」
「ありがとう、片付けをしてくれて」
このように相手のできている行動を言葉にして伝えることで、家庭の中に信頼と安心の循環が生まれていきます。
できたことを数える夜の習慣
色々と書きましたが、今日から始めてみてほしいのが、夜眠る前の「できたこと探し」です。
今日1日を振り返り、できたことを3つだけ心の中で数えてみてください。
「あれもできた」「これもできた」「意外とがんばったじゃないか」
その優しい問いかけが、あなたの脳のスイッチを切り替え、明日をより自律的に生きるための最強のエネルギーになります。
一個ずつ、あなたの「できた」を大切に積み重ねていきましょう。
私も、あなたの日々の温かいがんばりと成長を、いつも全力で応援しています!
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ゆきにいさん(はちすゆうき)
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