こんにちは、はちすゆうきです。
同じ職場で働き、同じような毎日を過ごしているのに、
いつも周囲の不満や愚痴ばかりが口から出てくる人がいます。
その一方で、周りの人の素敵なところや仕事の面白さを次々と見つけて、
毎日をご機嫌に過ごしている人もいます。
この二人の間には、いったいどんな違いがあるのでしょうか。
実は、私たちが日常の中で「何に興味を持ち、何に目を向けるか」には、
明確な法則があります。
その興味の矛先を決めている最大の要素が、
私たちが普段何気なく使っている「単語(言葉)」です。
興味があるから言葉が出るのではなく、順序は「逆」
その人が普段どんな単語を選んで話しているかを見れば、
その人が世界をどのように見ているかが分かります。
例えば、日頃から愚痴が多い人は、
「あの人は本当にダメだよね」
「この仕事は大変なことばかりで嫌になる」
といった言葉を繰り返しています。
これは、周囲のネガティブな部分に強く興味を持っている状態です。
反対に、周りの良いところを見る人は、
「この仕事のこういうところが楽しいよね」
「この作業がお客様の喜びにつながっているよね」
と、使っている単語そのものがまったく違います。
ここで多くの方は、
「そういうことに興味を持っているから、そういう単語が出てくるのだろう」
と考えがちです。
けれど、脳の仕組みは実は「逆」なのです。
興味があるからその言葉を使うのではなく、
「そういう言葉を使っているから、脳がそこに興味を持ってしまう」というのが本当の順序です。
「汚名」を使う人と、「名誉」を使う人の違い
以前、ある方がメッセージの中で「汚名(おめい)」という単語を使っているのを見かけたことがありました。
失敗を取り返すという意味で、
「汚名を返上する」という表現があります。
けれど、同じ状況を表す言葉として、
「名誉を挽回する」という表現もありますよね。
とっさに「汚名」という単語が口から出てくる人は、
普段から物事のネガティブな側面を優先して捉えやすい心の癖があります。
何かが起きたときに「それは汚名なのではないか」と、
相手の欠点や傷にばかり意識が向いてしまうのです。
「汚名」という単語が自分の辞書の上位にあるからこそ、
脳が日常の中で「汚名」に当てはまる事象ばかりを興味を持って探してしまいます。
すると、周りの人が持っているせっかくの良い部分や温かさが、
視界に入らなくなってしまうのです。
良い言葉を使うから、良い部分が見えてくる
人間の脳には、自分が口にした言葉や意識した単語に関連する情報を、
優先的に集めようとする働きがあります。
ネガティブな単語を日常的に使っていると、
脳は「ネガティブな証拠」をどんどん見つけ出してきます。
反対に、明るい言葉や肯定的な単語を使っていると、
脳は「素敵な部分」や「楽しい要素」を自然と拾い上げてくれるようになります。
考え方や性格をいきなり変えようとするのは、なかなか大変です。
けれど、「普段使っている単語を変えること」なら、
今日からすぐにでも始めることができます。
日常で使う「単語」を意識して選び直す
もし最近、周りの嫌なところばかりが目についたり、
気持ちが沈みがちだったりするなら、
自分が普段どんな単語を使っているかに少しだけ耳を澄ませてみてください。
「疲れた」「大変だ」という言葉が口癖になっていたら、
「よく頑張った」「充実していた」と単語を置き換えてみる。
「汚名を返上する」ではなく、
「名誉を挽回しよう」と明るい言葉を選んでみる。
あなたが日常で使う単語を一つ変えるだけで、
脳のアンテナが向かう先が変わり、明日から目に入る景色が自然と温かく変わっていきます。
まずは今日、誰かと話すときや手帳にメモを書くときに、
心が少し明るくなる単語を一つ選んで使ってみてください。